View cart 0

ANCAとZollerの技術で、完璧な工具のための測定と補正

Read this in your language
  • 简体中文
  • English
  • Français
  • Deutsch
  • Italiano
  • 한국어
  • Polski
  • Español

ANCAのニュースを直接受信する

最新のアドバイスや技術のアップデートをもらう

Subscribe

個人情報保護方針

 

工具メーカーとして欠かせないことの一つは、優れた切削パフォーマンスを得られるよう、工具形状がピッタリであることです。これを正しくできると、競争相手との差が付き、最終的には、成功しいる工具メーカーとしての評価に繋がります。これと合わせて、市場の技術の進化を考えると、1ミクロンという精度まで、工具が精密に仕上がることを期待できる環境であることが分かります。

ソフトウェア製品マネージャーであるトムソン・マッシューが言いました:「Zollerのマシン管理と私達のソフトウェアがスムーズにコミュニケーション取れるように、そして工具測定、砥石測定、形式測定と補正工程を単純化しながら向上するために、私達はZoller社と長年連携して仕事をしてきました。このパートナーシップは、工具測定過程を自動化して洗練させることで、お客様に重要な利益をもたらせています。」

従来の工具測定では、工具を加工してから、ねじれ角、外径、すくい角などの設計パラメータを確認するために、手動で別の測定器に移す必要がありました。その過程で、次に配慮しなければならないのは工具の補正、つまり加工された工具が基の図面のパラメータに適合しているよう���することです。この工程を手動で行うことには、データに誤りがあるリスクが伴い、それが無駄なスクラップの発生に繋がります。」

「ANCAはZoller社と連動して、ZollerとANCAの研削盤の間で、自動コミュニケーションがスムーズに行くために、インフラと共通システムを設計することで、手動入力の必要性をなくすことができました。工具研削過程を自動化すると、効率化できる部分は複数あり、工具の仕上がりが向上し、廃棄物も削減できるので、私はその利益に対する既存のお客様の意識を高めようとしています。」

「要は、きめ細やかな関係になり、お互いの製品に精通することです。Zollerのドイツにある製造・研究開発センターには、製品開発中の試験用にANCAのToolRoomとシミュレーションソフトウェアの最新バージョンがあり、逆にこちらも彼らのソフトウェアとハードウェアを、開発中の製品の融合を確実にするために、開発の現場に揃えてあります。」

 「特殊インタフェイスも、コミュニケーション用に開発されています。例えば、測定機械ウイザードの測定マシンソフトウェア は、測定・補正の必要がある際に、自動的に両エンドで更新します。データの共有は、ANCAとZollerのマシンが同じネットワーク上にある場合は工場のネットワークを通して、もしくはUSBスティックを使って行えます。」

 「IMTSの私達のスタンドではZoller Genius IIIを展示します。場所はIMTS, Booth 237406 North Building, Level 3です。また世界各地のショールームに多くあります。お近くの営業担当を通してご予約いただければ、私達とのパートナーシップが御社にどのようなベネフィットをもたらせるか、ご紹介できます、」とトムソン氏が話しました。



 

工具性能と製造過程の向上に繋がる主な三つの機能:

自動砥石測定

生産時間短縮のために、多くのお客様は外で砥石パックのクオリフィケーションを行って、工具種類を変更時用にその情報をマシンの近くで保管します。非常に正確な測定を実現するために、そしてその手動の過程をなくすためにも、全てのANCAマシンのアーバはZollerへのアダプターがサポートで付いていて、弊社の砥石エディターとZollerとの間の情報共有が両方向で可能です。 その砥石パック測定のデータが、自動でANCAマシン、またはシミュレータソフトウェアに転送できます。

自動設計パラメータの測定および補正

大量生産において、設計パラメータの確認は、第一回の切削工具の加工が終了した時点で必要です。幾何学に誤差が発生している場合は、本生産に進む前に修正を加える必要があります。それを円滑にして、時間短縮および労力削減をするために、ZollerとANCAが共同開発で、研削盤からZollerの測定テクノロジーへ、データをネットワークまたはUSBスティックで直接転送するグラフィカル・ユーザ・インタフェイス(GUI)を設計しました。補正をして生産を開始できるために、設計パラメータに必要な修正を加えられるソフトウェア能力が両システムに含まれます。

自動工具輪郭スキャンニングと補正用のソフトウェア

クリスマスツリーカッターのような複雑なプロファイルの工具は、非常に厳しい公差で生産され、砥石誤差を配慮して加工パス、または形式を補正する必要があります。工具生産後、プロファイルはZollerのプロファイル測定プログラムによって、自動的にスキャンされます。プロファイルは、DXFのファイルにて定義付けられている輪郭と、スキャンされた輪郭とで、公称値と実際値比較を行います。Zollerは更にこの公称値と実際値比較を基に、自動的に補正後のプロファイルを先に計算し、そのデータをANCAのToolRoomソフトウェアに送り、ToolRoom内では最新の補正済みバージョンのフォームが次のグリッド用に使用されます。

以下のパラメータはiGrindとZoller Genius III間で測定および送信かのうです。

Flute length溝長さ


• 外径長
• 直径
• 面取り角
• 面取二番幅
• 面取り長(工具軸方向に沿って測定)
• コーナーラジアス
• ねじれ角
• 外周すくい角
• エンドミル、および角ラジアスエンドミルの軸すくい角
• 外径逃げ角(二、三、四番角)
•  外径逃げ幅(二、三番)
• 丸ランド
• 底刃逃げ角(二、三、四番)
• 底刃逃げ幅(二、三、四番)
• すかし角
• 先端角
•  溝芯厚/溝深さ
• 外径テーパー角
• 二番取り厚
• チゼル角
• シンニングラジアス

砥石設定
• 直径
• 砥石角ラジアス
• 前面・背面の距離(幅を余意)
• 面取り角
• 砥石の中央点距離(全面、背面に面取りがある場合)

プロファイル補正

• ボールノーズ
• コーナーラジアス
• プロファイル

 

 

 

17 7月 2018