最新のアドバイスや技術のアップデートをもらう
個人情報保護方針
ニュースレターを発行 2017年1月
上記グラフは工具100本の連続加工の結果を表しています。工具精度は+/- 0.002 mm以内です。
更に、ToolRoomは自動的にCpとCpkをLaserPlusの統計学的過程制御 (スタティスティカルプロセスコントロール=SPC) オペレーションを使って、計算させられます。過程中の測定と補正が付いています。その結果、お客様が一気に大量の工具を、工具直径やコーナーラジアス、ボールノーズ、プロファイルなどの重要な形状の高精度を保ちながら、加工できることになります。
活動中のToolRoom
これだけではありません。バッチ全体の一本一本の工具が指定されたスペックの上限以内に収まれていることを確実にするために、再研磨のオプションを加えました。最終ユーザが再研磨の最大数を制御するプロセスで、研磨→ディッグ→研磨という流れになります。
生産に問題がないよう、事前に決められたタイミングで加工バッチの工具の確認を行うようにできます。下記の図は、100本の工具バッチのセットアップを自由自在にアレンジできることを表しています。このセットアップでは、最初の5本の工具を、一本一本確認し、そこから数えていつも十本目の工具のみの確認を行うことで、サイクルタイムの短縮とバッチの一貫性を同時に実現できます。
下記のウィンドウはバッチ加工用のCpとCpkのセットアップを表しています。計算は3本目の工具から開始されるか、最終ユーザがバッチ量と共に指定した位置で開始されます。CpまたはCpkが指定の数値を下回った場合に自動的に中止するオプションもあります。
CpとCpkの数値はTool grind(工具加工)のページで表示されます。RedaXのダッシュボードからも表示できます。