View cart 0

ANCAがTapXmicroを発表 – 3mm以下のマイクロタップをシングルセットアップで加工

Read this in your language
  • 简体中文
  • English
  • Français
  • Deutsch
  • Italiano
  • 한국어
  • Polski
  • Español

ANCAのニュースを直接受信する

最新のアドバイスや技術のアップデートをもらう

Subscribe

個人情報保護方針

新しいTapXmicroは、M1.4 x 0.3mmのタップのバッチ加工において、ピッチ径Cpk1.5以上を提供し、優れた品質を入手可能にします

携帯電話などのデバイスの増加する需要と、使われる素材の変更の結果として、スレッドタッピング工具の消費が増えています。その市場専用に設計されたTapXmicroは、一台のマシンで完全な研削パッケージを提供できます。

TapXmicroプロダクトマネジャーであるダンカン・トムソン氏はコメントしました:「15年近く前に、ANCAはTapXマシンを発表しました。シングルセットアップで完全なタップ加工を可能にすることで、当市場にとって革新的な存在でした。その成功を基に、ANCAは3mm以下のマイクロタップを中心に加工するための、TapXmicroを発表できることを、喜ばしく思います。」

「マイクロタップの定義は基本的にM3以下のものですが、小さいものではM1を下回ることもあり、ピッチスレッドは0.25mmほど細かいものです。そのマイクロタップを想像すると、多くの人は恐らくジュエリー産業を思い描くようですが、アプリケーションとして、実際には非常に幅広く使われています。この瞬間にも手元にあったりするスマホン、眼鏡、や家電は、実は今マイクロタップの主な消費者なのです。部品の小型化が起きているものは基本的になんでもマイクロタップを必要とするため、かつてない需要はここ数年続いています。このうなぎ上り状態の成長傾向は、そのような工具を作る能力のある製造者にとって、大きな機会を意味します。」
従来のタップ製造は複数の研削オペレーションを、複数の異なった専用マシンで行うことを必要とします。この複数のプロセスを一つに統合することで、顧客はワークインプログレス(加工中の製品)の管理、長いマシンセットアップ時間および工具・マシン間で移動させたときの品質を考える必要がなくなります。TapXはこれらの課題を解決するために設計された、タップの少量加工を経済的に現実的にしてくれるマシンです。
ダンカン氏は続いて述べました:「何年もタップ製造者と共に仕事をする中、ANCAはタップ製造者が直面する課題を深く理解するようになりました。この経験を基に、今まで市場に現れたことのない、マイクロタップのユニークな特徴専用のソリューションを���造することができした。」

5軸のTapXmicroは、ANCAの証明されたMX Linearプラットフォームを基礎に、M3以下のタップ加工に必要なツーリング機能とソフトウェアを一つのマシンに集めています。6砥石パックまで対応できる砥石パックチェンジャーがあり、全ての砥石にドレッサーが付いており、そして中央に位置付けられたワークホルディングは柔軟性のある補正用のチャックシステムおよびCNCによって制御されるテイルストック、砥石バランシング機能と自動工具ローディング機能が含まれています。
同様に重要なのは、タップの全てのフィーチャーのプログラミングを簡単にしてくれるソフトウェアです。フォーム タップ プロファイル エディターという賢い機能のおかげで、想像しうる幾何学のタップは、ほぼ何でもANCAのタップアプリケーションソフトウェアで加工可能であるということを意味します。さらに、CIMulator3Dを加えることによって、工具の幾何学を含めた、完全な加工プロセスは、オフラインで工具の加工を開始する前に確認できるようになりました。その結果、マシンの実際のセットアップ時間も、廃物となる工具も、大幅に削減できます。

ダンカン氏は更に語ります:「最終的に、何よりも重要なのは、生産されているタップの品質ですが、このポイントはまさしくTapXmicroの力が実証されている部分です。顧客トライアルでM1.4 x 0.3mmのタップのバッチ加工の実験を行った際、ピッチ径の結果は1.5以上のCpkを実現しました。工具のスレッドリリーフの表面仕上げも素晴らしい結果を確認できました。

「TapXmicroは、私達の既存のタップ加工能力の論理的な延長線だと思います。そして、M3までのマイクロタップを加工するにあたっての応用性のおかげもあって、お客様が素早く、投資額を取り返せることについても、自信あります。」

 

 

 
TapXmicroの主なベネフィット

 

• 一つのサイクルで、シングルチャックで、マイクロタップを生産
• ハイスまたは超硬のタップに対応
• 四角いtangまたは丸いシャンクのタップのホルディング用の、専用のワークホルディングソリューション
• 専用のワークホルディングで、run outを抑え、繰り返し性のある結果を
• マシンに搭載されたドレッシング機能で、バッチ加工においても工具の確実な一貫性
• ANCAの証明されたiTapソフトウェアで、素早くて柔軟なプログラミング
• 無人の大量生産のために、専用のローディング機能
• プロファイルジェネレーション機能、または「plunge to formed dresser」付きの砥石ドレッシング
• 短いサイクルタイムと高い生産性

 

     

2 4月 2018