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新しいCIM3D 2014 のシミュレーションソフトウェアがなぜ必要か?

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 工具シュミレーションの品質

数多くの改良がCIM3D 2014(バージョン8)のシミュレーションエンジンに対して行われました。これにより、全てのレベルにおいて、工具シュミレーションの品質を向上しました。以下に、高品質の画像を提供するために使用された、3段階のプロセスを説明します。

  1. シミュレーション表面上のギャップやホールが、大幅に削減されました。以前のバージョンのCIM3Dにおいては、メッシュが粗い時にギャップが特に明らかで、メッシュが細かくてもギャップが見えていました。CIM3D 2014においては、全てのレベルにおいてギャップが削減され、工具測定や解析の際にこの品質の向上を体験できます。
     
  2. 第二のプロセスは、ギザギザのエッジの低減。全てのメッシュレベルにおいて、切れ刃や他の工具表面の交差点が非常にシャープで鮮明に交わっています。これにより、工具測定の際に更に違いが感じられます

     バージョン 7                     ギャップ削除           ギザギザ削減  

       

 

 バージョン 7                                                               バージョン 8

   

 

3. プロセスの第三段階は、表面の交差点でアーチファクトの削減です。これは、以下の例において、特に明らかです。スレッド部の表面がクリップされておらず、スレッドの表面が欠如していましたが、CIM3D 2014ではきちんとトリミングされています。さらに、加工がオーバーラップしている表面(例:円筒研削等)において、以前は表面が欠如していましたが、これも新しいバージョンにおいて改善されています。

 

 

 

アンチエイリアス処理(エッジのスムージング)


アンチエイリアス処理の機能が追加され、より滑らかな稜線を描画可能(デフォルト設定: オン)。これは、file>options>graphicsにて設定の変更が可能です。

 

バージョン 7                                                               バージョン 8

       

進化したユーザーインターフェイス

   


ユーザが選択可能なアプリケーションスタイル - アイコン、ツールバーのレイアウト、コントロール方法 - が更新により、視覚的にも、感覚的にも、CIM3Dが改善されました。これらのスタイルは、file> option> display> style よりカスタマイズできます。ユーザーインターフェイスも新しくデザインされ、アイコン、ツールバー、レイアウト、そしてコントロール方法も改良ました。 「解析に関したファンクション」は移動し、このファンクションを使いやすくするために、別のメニューを用意しました。
 

          


測定画面のダイヤルコントロールは、マウススクロールホイールで操作できるようになりました。測定画面の新しい数値コントロールは、各々の数値を、マウスホイールもしくは画面上のアップ/ダウンボタンで操作できます。測定画面のツールの断面の位置は、単純なスライドバーではなく、3Dモデルの実際の工具上でコントロール出来ます。       

 

CIM3Dのファイルフォーマット

CIM3Dバージョン8は、新しいフォーマットで .cim3d の拡張子 を、従来の .tpd の代わりに使用します。新しいバージョンは、必要であれば、.tpd のファイル形式でも保存できます。新しいファイル形式の大きな利点は、以下の通りです。

  • .cim3d のフォーマットは、ファイルの読み込みと保存が速くなり、そして保存容量が従来の .tpd よりも小さくなります。
     
  • CIM3D 2014は、以前のフォーマット .tpd と完全な互換性があります。さらに、将来のバージョンでも互換性があります。例えば、バージョン9のファイルも、バージョン8のソフトで読み込めます。これにより、CIM3D 2014以降のバージョン間での完全な互換性が保てます。
     

工具最小付き出し量 

「最小付き出し量」と呼ばれる新しい機能が追加されました。これは、工具の最小付き出し量を計算する機能です。これにより、砥石パックがコレットやクランプサポートに干渉しない付き出し量を計算出来ます。コレットアダプター、コレット、そしてトップクランプ等のアクセサリーを考慮して計算します。コレットとクランプ(使用している場合)の両方の距離が示されます。さらに、計算された最小の付き出し量で表示することも可能です。
 

 

マシンコンポーネント

MX7 MicroPlusとツールサポートシステム、MX7とTX7の砥石プローブのアップ/ダウンポジション、そして1~4.5 mmのアロボテックパッド等のマシンコンポーネントが追加されました。これにより、今まで以上に接触を防ぐ為のシミュレーションを向上できます。溝毎でカラーコーディネイトされた、溝カラーマッピングが追加されました。これにより、アニメーションダイアログに示された溝番号を見ながら、どの溝で干渉が起こっているかが確認できます。

 

その他の拡張機能

  • 「ここで砥石を表示」機能が追加。工具をダブルクリックして、ポップアップメニューの中から選択可能。
     
  • ツールバーの分度器ボタンは、分度器のオーバーレイだけでなく、他のグリッドモードも、ドロップダウンリストから選択可能。グリッドは、測定画面において、非表示も選択可能。
     
  • Windows DPIを正確にセッティングした場合、ユーザーインターフェイスの拡大縮小の倍率も正確に表示可能。
     
  • アニメーションや干渉チェック画面の残加工時間が実際の時間を表示。そして、溝番号と送り速度もアニメーションダイアログに表示されます。さらに干渉ダイアログに、工程のリストも表示。
  • 今までは、CIM3D上の工具表面を選択しようとしても、思い通���にいかないことがありましたが、選択ポイントの信頼性が向上し、狙った通りに工具表面を選択できるようになりました。
     

20 11月 2014