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ANCAはオーストラリアン・ファイナンシャル・レビュー誌の2018年度AFR企業イノベーションリストに載り、先進製造への貢献が認められる

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ANCAがスイスの工具メーカー用にユニークなソリューションを設計し、生産費の50%削減に達成することで受賞

 

ANCAはイノベーションにおいてオーストラリアとニュージーランドの中から最優秀の企業の一つとして認められる光栄を頂きました。製造会社部門において6番目になったANCAは、最近できたカスタマイズソリューションを発表しました。それはタップ加工において、複数の工具設計を加工していても、50時間無人製造を続けられるソルーションです。
 

また、IMTS 2018の出展者製品イノベーション大会においても私達のLaserPlus測定システムが特別奨励���を受賞しました。LaserPlusは複雑なネジレプロファイルの工具の大量加工を、必要な公差内に、オペレータの手動介入も費用の高い二次的なオフライン測定機械も必要無く、可能にします。一回で大量の工具を加工する場合において、± 0.002mmの精度を測定および維持できます。

 


共同創業者のパット・ボーランドは話しました「この44年間のANCA の成長の引き金となったのは、切削工具の生産に革命を起こし、世界的に製造業全体に影響を与えた、社内のイノベーションでした。」

「私とパートナーのパット・マクラスキーが先進製造輸出会社としてスタートした頃は、ドイツ、日本、アメリカ合衆国の伝統的な製造地域からの競争に立ち向かわなければなりませんでした。オーストラリアの会社としてこの業界で成功するには、始めから最新の技術を市場に提供する必要がありました。」

「今日のANCAは、私達の分野において世界で二番目もしくはトップとなり、50ヵ国近くに輸出しており、1000人以上を雇う会社として3億ドルの売り上げを誇ります。今回のプロジェクトはお客様と協力して、限界に挑戦して、全く新しいソリューションを生み出した例です。マシンが無人で稼働できるようにするには、自動化と工程中の測定能力は必要でした。」

「ANCAが成功している理由を考えると、それは私達の高いレベルの工学・ソフトウェア・数学と、技術者とアプリケーションエンジニア達の実践的な経験と技術との組み合わせにあると思います。これと合わせて、縦型統合を積極的に取り入れることで、実践的なイノベーションを促します。今日も弊社のイノベーションの歴史を続けており、売り上げの1割を毎年研究開発に充てています。」

オーストラリアン・ファイナンシャル・レビュー誌によって毎年発表されるこの栄えある企業リストは、Inventiumというオーストラリアのトップイノベーションコンサルティング会社の厳選な審査のうえ、産業エキスパートの審査員のパネルと共に決定されるものです。

具体的には、審査員はあるイノベーションが解決しようとする問題はどれ程重要なのかか、そのソリューションの品質と独自性と実際の影響に注目します。Inventiumは更に社内のイノベーション文化、戦略、リソース、工程を審査し、持続可能性と繰り返し性のあるイノベーションを探します。
 

今回のプロジェクト

Fraisa代表取締役からのビデでプロジェクトの説明をご覧ください:

 

 

 

Fraisa 社は、世界一人件費の高いスイスにおいて、タップ製造のソリューションを一緒に見つけたいとANCAに提案しました。タップとは、スクリューを入れるためのねじ山付きの穴を加工する工具の事で、腕時計、家電、重機といった産業の製造に使用されます。複雑で非常に高い精度が条件となる工程の為、今までのタップ加工は複数の機会を使うしかありませんでした。しかしANCAの TapXcell イノベーションは一台の完全に自動化されたマシンで製造を可能にすることで、費用削減も納期短縮を実現しました。

複数のタップ加工工程を一台のマシンに集約させることで、工程の始めから終わりまで自動化することが可能になりました。しかしマシンを無人で50時間連続で稼働させるには大幅なイノベーションが必要でした。ANCAはロボットローダーを統合させ、研削盤の加工本数容量を増やしました。タップは確実に一貫して品質の高いでき上がりになるように、ANCAは主要部分の幾何学を±0.002mmの精度で測定し、自動的に加工パラメータ調整を行えるクローズドループ制御プロセスを開発しました。

マシンは50時間連続で無人で稼働できるだけではなく、Fraisa社の工場ERPシステムと接続されているため、更なる効率化と信頼性のある生産データを提供します。私達の RedaX という製品を用いることで、離れた所からでもモニターリングが可能で、Fraisaのスタッフがいつもマシンの進歩状況や対応が必要な問題や欠点を把握できるように、自動的にお知らせを発信します。また、 RedaX は複数のANCAマシンの生産性とアップタイムをトラッキングするのに使用できます。

標準の製品に対しての向上ということで、カスタム化したソリューションを提供できる体制にも、ANCAのイノベーションに対する熱意は表されています。これを可能にするには、俊敏性のあるレスポンス能力と、エンジニアリングチームが複雑な顧客要望にも対応できることが条件です。

市場においてユニークな存在である TapXcell は、タップ製造者用のパッケージになっています。研削盤自体は、M32以上のタップを加工できる37kW研削スピンドルを含めており、デュアル砥石ドレッサーとセンター間ワークホルディングも装備されています。産業のリーダーであるiTapソフトウェアは、複雑な工具幾何学を含め、マシンの全ての作業用のセットアップを簡単にしてくれます。研削加工能力に加わり、24砥石パックまでの自動交換と工具交換を管理してくれるTXcellのロボットローダーも付いています。ANCAはFraisa社用に、追加の容量条件を満たすために、容量を増加したターンテーブルを導入しました。

 

2 11月 2018