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ToolDraft - 切削工具のための究極のドラフティングパッケージ

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さまざまな部品と同様に、切削工具もまた設計を実際の形にするためには図面が必要です。切削工具メーカーにとってのベストプラクティスは、繊細で明確かつ正確な工具の図面の存在です。工具の図面は、正確で一貫性のある工具を生産する際の手本としての役割のほか、工具の記録を残したり、修正を可能にしたり、さまざまな理由から必要不可欠となっています。さらに図面は、引用資料として、取引先にプロジェクトを紹介する際にも使用できます。

ANCA 社の CNC マシンでは、ToolDraft を作成する際に上記のすべてを考慮したことで、切削工具メーカーに素晴らしい結果をもたらしたのです。2D 切削工具の図面を作成するための専用ソフトウェアパッケージ ToolDraft は、ユーザーのワークフローにかかる時間を数回のクリックでできるように短縮しました。ToolRoom (バージョン 2016 以降) または CIM3D (バージョン 8.1 以降) を使って工具を設計したら、指定のアイコンをクリックするだけで、あっという間に ToolDraft に送信することができます。さらに、図面に起こしていない工具のバックログを持っている切削工具メーカーは、ToolDraft を使うことで、これまでは数時間掛かっていた詳細な 2D 切削工具図面を数分で作成できる機能を使うことで、大きなメリットを得ることができます。
 
ANCA 社のプロダクトマネージャー Simon Richardson 氏は「ToolDraft は、スピーディで使いやすく、難しい複雑な形状を簡単に図面に起こして、寸法を出すことができるので、時間の節約になります。このソフトウェアは切削工具に特化したプログラムになっているので、2D CAD ソフトウェアにはない機能が用意されています。ToolDraft を使って時間を節約するので、生産効率を高めたいと考えている企業にとって、投資を回収するのに時間がかかりません」と話しています。 

ToolDraft は、幾何寸法公差 (GD&T) と ISO 規格に準拠しています。このソフトウェアには、GD&T 用の製図マークとフィーチャー・コントロール・フレーム、さらに注釈ライブラリが含まれており、必要に応じて、寸法をさまざまなツールビューに適用したり、カスタマイズしたりすることが可能です。図面に文章を添えた引出し線を入れることができるので、特徴や情報を書き込むことができ、図面上の一部を強調したい場合は、複数の詳細ツールセクションビューを図面に追加することができます。さらに、ToolDraft には、ユーザーがツールの軸位置上で選んだポイントの断面図を追加する機能も付いています。

工具カタログの作成を考えている会社は、会社の基準に満たすタイトルブロック入りのテンプレートを保存することができる ToolDraft の実力を実感できるはずです。ユーザーは、画像や表、会社のロゴを挿入したり、図面に複数のページを追加したり、文章と線を変更したりすることも可能です。さらに、ToolDraft には、工具の研削に使用する研削ホイールキットがインポートされているので、図面への寸法記入を可能にします。単一および複数のホイールを表示することができて、さらにユーザーは他の ANCA 研削盤モデル用のホイールキットとアーバをインポートすることができます。PDF や DXF 形式でのエクスポートも可能です。 

Simon Richardson 氏は「ToolDraft のメリットは、最低限の CAD の知識があれば工具の図面作りのエキスパートになれるところにあります。このソフトウェアを使えば、少し学習するだけで、数分で図面を描くことができてしまうのです。しかし ToolDraft が持つ本当の素晴らしさは、切削工具に独特な螺旋、フック、レリーフ角度などの形状を数回のクリックで作成できる機能です。切削工具を作っている会社にとって、ToolDraft は、詳しい工具図面を作成するための究極の製図ソリューションなのです」と話してくれました。
 
 

19 8月 2020