樽形ボールエンドミル

一部の業界で高速エンドミルや円形カッターとして知られている樽形ボールノーズ (BSB) エンドミルは、主に金型や航空宇宙、一般的な機械加工、発電の世界で、タイヤ金型やタービン翼、インペラ羽やブリスク生産に用いられています。これまでのコーナーラジアスやボールノーズの代用品として広く使用されています。

ANCA 社の ToolRoom RN34 最新版には、新たに樽&レンズ形 (ダブルコーナーラジアス - 改良済み) とテーパー&オーバル形 (BSB) エンドミルの 2 つの工具タイプが追加されました。この新しい BSB 工具タイプによって、コストと時間を大幅にカットしながら、複雑な高性能エンドミル製造が可能となりました。


 
ステップオーバーを大きくしたことでサイクルタイムの短縮とより長い工具寿命を可能にします。

メリッ
 

  • これらのエンドミルの形状は、それぞれの工具の切削領域が大きな半径になっており、加工にこれまでとは違う新たな可能性をもたらします。
  • 大きくなった外周 R により、ステップオーバー量を大きくすることができ、前仕上げや最終仕上げ加工で、より大きなクロスオーバーピッチや工具のパス距離で加工することができます。
  • この大きな接触面が、切削径の大きいボールノーズやコーナー半径のエンドミルとして機能するため、ボールノーズ工具よりもサイクルタイムを短縮します。
  • 生産性が向上するだけではなく、表面の仕上がりも良くなります。

ウィザード設計
 

  • ToolRoom ソフトウェアは、ウィザード形式の BSB 設計になっており、カタログ作りに最適なエンドミル製造を容易にします。
  • 工具をスケールしたり、荒削りやチップブレーカーのような他の作業を追加したりするオプションもご利用いただけます。
  • ウィザードは、オーバル形やテーパー形、さらに特殊なカスタム形にも対応しています。

 

  • 手動や iView を使ったもの、さらに LaserPlus による補正にも対応しており、LaserPlus を使うことで、ボール半径と外周半径を ±0.002 ミクロン以内に維持することができます。
  • LaserPlus を搭載したマシンでの大量生産も可能で、自動でのインプロセス補正によりバッチ研削にも前述した精度を維持できます。

ToolRoom の強み
 

  • 大量生産を可能にする iView とレーザー補正機能
  • ノーズ研削用のバルーンノーズエッジデザイナー機能
  • 簡単セットアップのためのラジアルマージン付きらせん/指数変更機能
  • びびりのない研削のための可変らせん/指数工具のツールバランス機能
  • 工具寿命を向上させる刃先の軌跡に沿った一定のフック (ムクから特殊溝研削) 
  • ユーザーの使いやすさを追求したウィザードベースのデザインで、カタログツール専用の静的ビューと動的ビュー機能

Barrel-shaped Ballnose Endmill