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ANCAが上海と米国ウィクソムにてテクニカルセンターオブエクセレンスをオープン

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ANCAは先日、テクニカルセンターオブエクセレンスの上海および米国ウィクソム市の開所式に、各政府当局者の方々およびお客様にご来賓頂きました。共同創立者のパット・ボーランドが語りました:「私とパット・マクラスキーが40年以上前にANCAを創立した当初、1974年に、ミニコンピュータを$4000ドルで購入しました。私達の考えの趣旨は、当時のハードワイヤーコントロールの代わりに通常のコンピュータを繋げる事でした。既存のNC(数値制御)にコンピュータを加える事でCNCになる訳ですが、これが当時主流だったハードワイヤードロジック設計と比べ、非常にパワーと柔軟性のあるテクノロジーを提供してくれました。」

「私もパット・マクラスキーもANCAを創立した時は25歳でした。私はメルボルン大学の学士号を持つ電子工学者で、パット・マクラスキーは最新技術のマシン工具を専門とした技術者として、表彰もされていました。二人のノウハウを合わせると、学術的なものから実践まで、程良いバランスの幅の広い知識を持っていました。」

「1980年代の前半に、私とパット・マクラスキーは会社の将来は世界への輸出にあると決めました。当時の私達にとっては非常に大きな一歩でしたが、これをきっかけに10年間ほど、ビジネスを順調に成長させることができました。今日も、私達はこの重要な市場において、これ程の顧客のラインアップと市場のシェアを持てることは誇りに思っています。」

「この44年間、何よりもANCAの成長に勢いを付けてくれたのは 、切削工具の革命を起こし、製造産業全体にも影響を与えた革新のシリーズです。その中の最初の重要な革新は、タッチプローブを用いた研削盤内で行われる工具幾何学の測定技術でした。今日の基準で考えると、単純なことにも思えますので、1986年当時、ANCAがこの技術を取り入れる初めての会社となった頃を思い出すと、進歩の速さを感じる瞬間です。」

アジアのジェネラルマネジャーであるジェフ・フォーガードも話しました:「最初からANCAのビジョンは、中国のCNC工具および切削工具研削盤市場において1番の供給会社になることでした。」

「中国でのオペレーションは小規模のホームオフィスから始まりましたが、『ANCAマシンツール上海』をオープンさせるのはANCAの大きな目標でした。それが2003年に実現出来ました。2018年には、私達は現在、真新しいANCAアジア本社の前に立っています。中国では50人弱の従業員がおり、こちらが3つ目のオフィスでもありますが、最近南の方にも新しいオフィスをオープンしました。そちらは南中国の地域全体の交換部品の保管・流通を担当し、デモンストレーション用のマシンのロケーションにもなります。」

「こちら上海にある新しい事務所は、ANCAのテクニカルセンターオブエクセレンスということで、技術的なサポート、交換部品の保管と流通、技術的なデモンストレーショ���、およびお客様の立会検査を担当します。今後は、更に拡大する計画もあり、マシンツールのリビルディング(再構築)、スピンドルの分解修理(オーバーホール)、カスタムズされたマシンのコンフィギュレーション、お客様観点で行われるトレーニングとソフトウェア開発もこちらで可能にしていく考えです。」

「こちら、私の中国チームにも感謝の意を評します。みんながこの15年間、絶えずに努力してくれたからこそ、ANCAの中国市場においての今日の成功があります。」とジェフが語りました。

 


アメリカ合衆国の方の開所式で挨拶をしたANCA USAの社長であるラッセル・リディフォードが話しました:「今日は、ブラジル、メキシコ、カナダを含め、当施設が担当している各地域のお客様にお越しいただいています。「お客様のライフタイム体験ナンバーワン」を大きな目標としながら、今回のビジネスの拡大は私達がこの地域を重視している証でもあります。お忙しい中、この投資を一緒に祝って下さっている皆さまに感謝します。」

「米国で売れた一台目のANCA研削盤は、フロリダにあるマスターカットツール社のマイクとミア シャルーリがご購入くださったのですが、今年に入って初のTX7リニアが届けられたときも、同じマスターカットツールさんのご注文でした。」

「今回は建物を1300平方メートル程拡大させ、合計約3000平方メートルになりました。より広い新しいお客様トレーニング施設とデモンストレーション室が加わり、スピンドル再構築エリアが倍程の大きさになり、電子関係の修理エリアも新しく作りました。」

「『ANCAでの違いは人です』というのが私の口癖ですが、北中南米では、54人のチームを誇り、現在もお客様のニーズにこたえるために人材に投資してトレーニングに力を入れ続けています。私達の研修制度も誇りに思っています。このプログラムは、ANCAオーストラリアから行われていて、共同創立者のパット・マクラスキーの個人的な投資と熱意によって可能になったもので、会社のためにも業界のためにも次世代のエンジニアを育てる制度です。」

「パット・マクラスキーは今日この場にはいませんが、それはなぜかというと、工場の方で次の市場発表の準備をしているからです。因みにその内容も恐らくまたANCAが市場初の製品を発表することになると思います。今日はパットから伝言を預かりました。『お客様に、ANCAに投資し続けてくれて、ありがとうございます』とのことです。」

「ANCAからもお伝えしたいメッセージがあります。ANCAは研削盤市場に初めて出場た会社であり、タッチプローブにおいてもMPG フィード、CIMulation3Dやメニュー方式ソフトウェアを含め、沢山の発展において市場初の実績を持つ会社です。しかしこのように市場初の試みを発明して開発して、明日の技術を今日お客様に届ける事を続けられているのは、お客様の投資のおかげです。ANCAのオーナー及び従業員を含めたチーム一同より、お礼を申し上げます。ご滞在の間、是非ANCAを含め、ウィクソムの素晴らしい街を楽しんでください。」

 

 

2 6月 2018