任意の縁形状およびコア深さをはじめとして、iFluteソフトウェアはこれらの条件を満たす溝形状を設計し、溝形状に合ったカスタム砥石形状を生成できます。
iFluteには、溝および砥石の形状を調整するための複数の機能があります。1つの一般的なシナリオは、完璧な溝形状から始めることですが、生成された砥石形状が最適ではない可能性があります。たとえば、鋭利な先端 (すぐに切れ味が悪くなる) があったり、中心線から外れる (ドリルに過剰なねじり力がかかる可能性がある) 場合があります。
このような点を修正するために、ソフトウェアオプションが用意されていて、砥石の形状や位置を微調整できます。また、このような変更が溝形状に及ぼす差異を自動的にハイライトします。このように進んだり戻ったりしながら、最適な結果が得られるまで、溝と砥石の形状を改善することができます。
砥石形状が確定した後、ANCAツール研削盤に送り、ドレッシングと研削を実行できます。同じ機械でのドレッシングと研削は、完璧な溝を作るための最も正確な方法です。あるいは、iFluteでは、砥石形状のDXF CADファイルをエクスポートし、設計した形状の外部製造やドレッシングで使用できます。よりスムーズかつシンプルな砥石ドレッシングのため、線と弧で近似される砥石形状の曲線を指定できます。