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凄まじいスピードで進化を続けるこの業界において、ANCA ツール・オブ・ザ・イヤーが次世代の切削工具を作り出す職人たちの素晴らしい経験と創造力を称える
2022年5月：2022年に第5回を迎える
ANCA 社の業界初のコンテストが、ドイツのシュトゥットガルトで開催される研削技術業界の新たな交流の場 GrindingHub で開催されます。切削工具業界のオスカー賞とも呼ばれるこの賞では、参加者やその勝者は現金などの賞品はもちろん、知名度や認知度を得るチャンスとなっています。昨年、このコンテストはメディアを通じて810万人のデジタルオーディエンスを獲得し、世界からエントリーした37の作品が202,480人のファンや関係者の目に留まり、ソーシャルメディア上では200,000人以上のエンゲージメントを獲得しました。
ANCA 社共同創設者である
Patrick Boland 氏は「毎年、新しい技術が生まれ、切削工具メーカー設計および製造において高度な知識が提供されています。今回ANCA 社は、GrindingHubで未来の工場を実現するための技術における大きな飛躍となる ANCA 統合生産システム (AIMS) をご紹介します。効率的で、自動化されており年中無休で操業可能なこの AIMS 工場では、モジュール式プログラムスクリプトやリモートアクセス、そして最新鋭マシンを駆使することで、最善な効率化を実現しています」と話します。
「この40年ちょっとの間、最新技術を作り出すことで、この業界をリードしてきました。1986年には、工具の形状を自動測定することで、再研削を可能にした業界初のマシン TG4 を販売しました。ツール・オブ・ザ・イヤーのエントリー作品を見直してみると、私は当社のマシンの限界を押し上げ、さらに傑作を作り出そうとする利用者たちの情熱と才能にいつも感銘を受けています」
Saunders Machine Works 社の代表であり、また、YouTube チャンネル NYC CNC の創設者であり、 初めて審査員となった John Saunders 氏は「カスタム工作機械設備の想像力豊かな使い方を見るのは本当に楽しいものです。セットアップにかかる時間を短縮し、サイクルタイムを向上させたり、さらには最新のカスタム超硬の導入で工具を減らしたりすることは、すべての工場で考慮すべきことではないでしょうか。 このコンテストに参加できることは非常に名誉なことであり、カスタム工作機械設備の素晴らしさを広く知っていただくための手助けができればと思っています」と語りました。
ANCA ツール・オブ・ザ・イヤー 2022
ツール・オブ・ザ・イヤーは、お客様がお気に入りの工具を投稿することで選出され、その受賞者は IMTS 会場で審査・発表されます。今年は、切削工具メーカーのポテンシャルとオリジナリティを評価するため、２つのコンクールカテゴリーを設けました。
- メインとなるのが、#MadeonANCA で、工具および応募者は切削工具の形状と性能によって審査されます。
- もうひとつのコンクール部門は、バーチャル工具を対象とする「最新工具デザイン」です。応募者は、ANCA 社工具設計ソフトウェアを使ってクリエイティブな能力を発揮し、アイデアを最大限に広げることができます。
#MadeonANCA の勝者には賞金 10,000 豪ドル分のお好きな ANCA 社製品や付属品、ソフトウェア、もしくはオーストラリアのメルボルンにある ANCA 社への旅行が贈られます。さらにこの素晴らしい賞品には、ANCA VIP として特別に ANCA 社の専門チームとの面会も含まれています。最新のバーチャル工具の受賞者には、CIM ソフトウェアパッケージが贈られます。
応募期間は、5月17日から8月8日までとなっています。
このコンクールは、工具生産への情熱と技術をベースにしたものであり、この高度な技術を持つ工具研削の分野を讃えることを目的としています。
審査員
- Pat Boland (ANCA 社共同創設者兼取締役社長)
- John Saunders (Saunders Machine Works社の代表であり、YouTube チャンネル NYC CNC の創設者)
- Xiaoyu Wang (ANCA 社プロジェクトマネージャー)
- Santosh Plakkat (ANCA 社プロジェクトマネージャー)
- Darren Fox (ANCA 社プロジェクトマネージャー)
- Zoller (形状および直径の計測)
IMTS では、最終選考に残った上位5社の工具を以下の基準で審査します。
- フルートまたはギャッシュ表面の算術平均粗さ Ra 値に基づいた表面の仕上がり具合
- その直径と形が図面に記されている公称公差に近いか (例：直径公差が ± 0.010 mm の場合で、工具の測定値が 0.005 mm だと有利になる)
- 非常に厳しい公差で図面通りに研磨されているか (例：公差が小さければ小さいほど有利となる)
- 複雑さ (例：段の数と形がランクに影響する)
2 6月 2022