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ANCA 社のパワフルマシンとチェンナイを拠点にビジネスを展開する M.S. Tools 社のパーフェクトカット

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M. S. Tools & Manufacturing 社が ANCA社の工具研削盤とフライス研削盤の多機能性とオートメーションシステムを導入し生産性を向上し、1日に600本以上の工具生産を実現

1974年、ミニコンピューターから始まった ANCA 社は、今、CNC研削盤、モーションコントロール、そしてシートメタルソ リューションのワールドリーディングカンパニーへと成長し、活気あるビジネスを展開しています。グローバル本社をオーストラリアのメルボルンに置く ANCA 社は、その生産の99%を、インドをはじめとする世界の45を超える国やオフィスに届けています。そんなインド企業のひとつが、M.S. Tools & Manufacturing Company Pvt. Ltd. (MSTM) です。チェンナイから約30キロ離れたスリペルブデュールのアイランガトゥコタイにある MSTM 社は、この市場でよく知られた存在となっています。

Shoeb Rangwala 氏によって2007年に設立された MSTM 社は、ドリルポイントや高精度エンドミル、テーパーカッター、複雑な形状でさまざまなタイプの切削工具など、完全カスタマイズド工具を作っており、非常に要求が厳しい自動車や航空宇宙、金型、医療、エネルギー、鉱業、3C産業などに提供しています。

挑戦

インド市場で地位を確立した MSTM 社は、2014年から2015年にかけて、会社の生産性と精度を高め、サイクルタイムを短縮できるソリューションを探し始めます。さらに Shoeb 氏は、国際市場における足がかりを得て、新たな分野への多角化を目指します。

「生産工程の中で何度も修正が行われるため、これまでのセットアップシステムでの作業にオペレーターたちは頭を抱えていました。さらに、工具を大量に生産するほど、この問題は大きくなり、余計な時間がかかってしまい、全体の効率に影響が出てしまったのです」と Shoeb 氏は言っています。

解決策

MSTM 社は、より柔軟な作業性と生産性向上を実現してくれるさまざまな技術を比較・評価し、よく考えた末、Shoeb 氏は ANCA 社のマシンが最適な選択であるという結論に達したのです。

「ANCA 社から1台目のCNC研削盤を購入したのは2015年でした。その性能やサービス、迅速なサポートを考慮し、当社のCNCマシン一式を ANCA 社製にアップグレードしたのです」と Shoeb 氏は言います。さらに「ANCA 社のマシンはそれまでに使っていたマシンよりもずっとパワフルで、ANCA 社マシンで既存の生産能力をアップグレードしたことで、問題がすっかり解消したのです」と加えてくれました。

成果

2015年以降、同社は40%以上の成長を記録し、多くの新規顧客を獲得し、さらに新たな分野への進出も遂げました。その成長への道のりにおいて、同社はインフラ設備を拡張し、現在は ANCA 社の研削マシンを6台、ZOLLER 工具測定マシン数台、そしてDMG Mori 社の VMC マシンを研究開発部門の一部として所有しています。

ANCA 社マシンの良かったポイントについて、Hatim 氏は「現在、6台のANCA 社マシンを持っていますが、業務のオートメーション化に加えて、これらのマシンは生産性向上のニーズに適したさまざまなオプションを提供してくれます。ロボットローディング能力を備えた FX5 があることで、人による介入のいらない工具生産が可能になり、操業コストを抑えることができた結果、私たちの製品の価格設定も好転しました」と語ってくれました。

ANCA 社が設計・製造した AR300 オートメーション工具ローダーを搭載した FX5 Linear は、柔軟性とよりパワフルなスピンドル、そしてハイレベルなオートメーションシステムを可能にし、効率と生産性を向上します。しかもそれだけではありません!この FX5 Linear は、15秒という高速で工具のローディングとアンローディングと無人運転が可能です。

その素晴らしい機能について、Hatim 氏は「ANCA 社ソフトウェアのおかげで、手順も分かりやすく、工具の生産とデザインの選択肢が増えました。さらに、その最高レベルのリニアドライブのおかげで、品質までコントロールできるようになったのです」と述べています。


ANCA 社マシンの成果

それまでの生産システムと比較して、現在、同社は ANCA 社マシンを使うことで、1日あたり600本以上の工具を生産できるようになりました。生産量はその工具の太さや長さ、品質によって異なります。例えば、一般的な工具を大量生産する場合、工具本数は大幅に増加します。一方で、公差の厳しい特殊工具の製造では生産できる本数が大幅に減少します。

「テクノロジーへの投資を重視しており、よりハイエンドなソリューションを提供するため、自社のインフラ設備を常にアップグレードしてきました。ANCA 社マシンもその投資のひとつなのです。ANCA 社にはお世話になって7年が経ちましたが、やり取りも手間がかからず、大変スムーズです」と Shoeb 氏は話しています。

「ANCA 社のマシンは、生産性の向上を目的にマルチな技術とオートメーションシステムを探している方にはうってつけだと思います。ANCA 社のマシンは、特殊工具の生産や再研削、標準工具の大量生産に最適です。手ごろな価格で強いマシンを探しているこれからの工具メーカーには、ANCA 社を強くお勧めします」と Hatim 氏は締めくくってくれました。

27 2月 2023