View cart 0

NEW! エンドミルの量産をターゲットにしたMX5

Read this in your language
  • 简体中文
  • English
  • Français
  • Deutsch
  • Italiano
  • 한국어
  • Polski
  • Português
  • Русский
  • Español

ANCAのニュースを直接受信する

最新のアドバイスや技術のアップデートをもらう

Subscribe

個人情報保護方針

新しい MX5 は、特にエンドミルの量産製造に適したマシンです。エントリーレベルの FastGrind と、大型TXシリーズの中間に位置づけられる MX5 は、大好評の RX7(1000台以上販売済)の後継製品です
 

 

MX  シリーズのマシンは、RX7 より上位のモデルで、さらに精度と安定性に優れています。MX シリーズは、通常、価格的には RX7 より高価ですが、MX5 は安定性と精度を重点を置き開発され、砥石パック数などの機能を変更することで、お手頃な価格でお客様に提供できるようになりました。

MX5 は、幅広い工具研削を目的としており、マイクロツールからシャンク径16mmの工具まで研削可能です。
 

製造レンジ - 工具(シャンク)直径

 

 

 

エンドミルの製造では、公差が大きな課題になります。工具の外径は、マシン上で加工されるため、マシンの精度と安定性に少しでも問題があると、工具のエラーに直接つながります。特に、±3-5μmの厳しい公差のある、ボールエンドミルや、コーナーRエンドミルなども該当します。公差の精度は常に小さくなり続けるので、現在ではマシン精度と安定性が多くのエンドミル製造作業にとって最優先事項になっています。ANCAはこの事を考慮し、MX7で実証済な左右対称門構構造のマシンを、RX7と置き換えることにしました。
 

左右対称門構構造で精度と安定性を向上

 


左右相称門構構造のMXシリーズとTXシリーズのマシンが、最高の精度と安定性、そして剛性を提供していることを、ANCAのお客様は以前からご存知でしょう。

この設計をもっと多くのお客様に提供することがこれまでの課題でした。エンドミルの量産製造業者は、非常に厳しい利益率の中で操業しており、MX7を高く評価しても、導入は予算的に難しいのが現実でした。
 
新しい MX5 は、実績ある MX7 と同等の剛性や安定性そして精密度をもちながら、RX7より低価格で提供しています。
 
これは、スピンドルパワーを小さく(26kW-MX5 vs. 38kW-MX7)したり、砥石パック数を少なくすることで(2-MX5 vs. 6-MX7)実現しました。

MX5の仕様は多くのお客様のニーズにぴったりで、最大16mmまでの多くのエンドミルの研削に理想的な仕様でもあります。
 
TX7に装備されている左右対称門構構造は、ANCAが初めて開発し、MXシリーズで改良したものです。結果として、MXはANCA工具研削盤の中でも最高の熱安定性と振動安定性をもっています。
 
工具のセンターラインを均等にまたぐスピンドルの門構構造は、熱の上昇による影響を最小限に抑えます。

またこの設計は、砥石がC軸が回転中心に非常に近いところに位置します。この構成により、コーナーRエンドミルのような、5軸の動作を必要とする工具のプロファイル精度の向上を実現します。
 
またMX5は、スピンドルオリエンテーション同期機能砥石チェンジャーを備えており、各砥石パックが左右対称門構構造の中心部の「スウィートスポット」に、完璧な繰返し精度で取り付けられることを保証しています。 

 

高精度ツーリングオプション

 

 


オプションのオーバーヘッドトップクランプ (OTC)により、工具ブランクはマシンのX軸方向回転に完璧な位置合わせを行います。これで振れを驚くほど抑えることができ、再現性の高いセットアップを保証します。手動でブランクをロードする場合、または自動ローダーを使用する場合の双方に対応します。
 

エンドミル製造におけるANCAの伝統的なMXシリーズについて、ドイツのキルケルにあるH.W. Nikolaus Grinding Tech のハンス・ワーナー・ニコラウス氏はこう語りました:
 

「コニカルボールノーズエンドミルを研削する目的で、ANCAのマシンを最初に購入したのは1992年。現在、新しいMX7を含め8台のANCA研削盤を使っています。MX7はとても優れた製品です。価格、精度、競合性、それに砥石チェンジャー……3年前にこれが欲しかった!──と思っています。」
 

 ANCAのエンドミル研削用最新ソフト
 

エンドミル製造の際にはマシンの精度が最も重要ですが、次のマシンを選択する際には他の要素も考慮する必要があります。バッチサイズが小さくなる一方で、マシンをいかに素早く簡単にセットアップするかが年々重要になっています。この面でも MX5 は優れています。
 

ANCAのソフトは長年、柔軟性が高く使いやすいと評価されてきました。新しいMX5の発表に合わせ、この使いやすさがToolRoom 2012でさらにレベルアップ!

これは、弊社にとって近年最も重要なソフトウエアのアップデートです。ソフトには超簡単操作の新しい Endmill wizard (エンドミルウィザード)と、インテリジェントな 統合3D グラフィック機能が標準装備されています。

エンドミルの新しいバッチをセットアップするのが、これほど簡単になるのは初めてのことです。

 


ANCAの高キャパシティロボットローダー 'RoboMate' が、優れた生産性を提供します

 

RoboMate (ロボメイト)は、MX5を使用した製造または再研磨を対象とする、高キャパシティでコンパクトなローダーオプションです。使い方もとても簡単。研削または再研磨する工具の数を入力するだけで、あとはRoboMateにお任せです。 

自動コレットチェンジャー(ACC)オプションにより、1回の無人運転毎に、最大6種類の直径の工具を製造、または再研磨できます。

 


エンドミル研削盤に柔軟性は必要?

 

多くの場合、使いやすいソフトは「機能の限られたソフト」という意味も含みます。しかしANCAは違います。弊社のソフトとマシンは、柔軟性という側面で以前から業界のベンチマーク的存在として知られています。
 


ANCAソフトは、異なるタイプの工具の簡単設計と研削を可能にします。作業の非常に難しい工具を研削する際には、他システムが提供できない機能を、ANCAのソフトが備えていることを実感できます。


MX5を使用してエンドミルのみを研削する場合も、ANCAの柔軟性は、貴社の工具設計に独自形状を可能にするため、チップブレーカーや、複雑な外周形状、またはギャッシュプ、プロファイルを微妙に変更するなど、競合に打ち勝つ味方となります。

 

 ”複合機能(エンドミルとリーマーを1つの多機能ツールに合わせるなど)をもった、ハイエンドの高品質な特殊ツールの需要が非常に高いのが現実です。そこで、ANCAはソフトの柔軟性で知られています” ジン・ジアンビン、中国、常州、常州ケンダツール

 

 

2 8月 2012